こだわり

Philosophy

赤富士珈琲の美味しさを作る7つの工程
厳選された良質な豆、ハンドピックと確かな焙煎

美味しいコーヒーを淹れるためにはいくつもの工程が必要です。まずはポテンシャルを持った豆を探さなければなりません。
そこで赤富士珈琲では国際珈琲鑑定士の資格を持った店主が世界各国の豆を取り寄せて吟味、〝本物〟だけを厳選します。
どれだけ良い豆を仕入れても見つかる欠点豆を3度のハンドピックにより完全に取り除いていきます。
そして、美味しいコーヒーに絶対に欠かせないのが焙煎。珈琲豆の特徴に合わせた焙煎を行うことで豆のポテンシャルを最大限に引き出します。
ここで終わらせないのが赤富士珈琲流。焙煎後に発生した欠点豆を再び3度のハンドピックで一つ一つ取り除いていくのです。
お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら、真心を込めて丁寧に抽出。三立て(煎り立て、挽き立て、淹れ立て)の風味豊かな一杯をご堪能ください。

1. 世界各国の良質な豆を使用
  ポテンシャルを持った豆を見出す

美味しいコーヒーの秘訣はポテンシャルを持った豆を探し出すことから始まります。珈琲豆のほとんどは新興国で生産されますが、農園や品種まで分かる豆から履歴が追えない豆まで数多くあります。そんな中から〝本物〟を見分けることができるのは国際珈琲鑑定士の資格を持った店主だからこそ。焙煎前の生豆は薄緑色で、良質な生豆は鼻腔をくすぐるようなフレッシュな香りがします。

2. 焙煎前のハンドピッキング
  丁寧に一粒一粒を選び抜く

この作業が美味しいコーヒーの基本となります。どれだけよい豆を仕入れても少なからず欠点豆(カビ豆や虫食い豆など)が混入しています。欠点豆は身体に悪く、雑味を出す元になります。赤富士珈琲では3度のハンドピックにより欠点豆を完全に取り除き、豆の特徴を上限まで引き出すため一粒一粒を精選します。

3. 豆に合った精確な焙煎
  焙煎ポイントを見極める技

美味しいコーヒーに欠かせない大事な工程である焙煎。「ムリ・ムラ・ムダ」の無い精確な焙煎を絶えず心がけます。珈琲豆には各々のベストな煎り止めポイントがあり、そのポイントを見極めることで、豆のポテンシャルを最大限に引き出します。芯まで火が通った煎りムラの無いコーヒーは芳醇な味わいです。

4. 焙煎後のハンドピッキング
  味わいを豊かに仕上げる最終工程

焙煎前にいくら丁寧にハンドピッキングしても、焙煎した際に色付かない豆や割れ豆、焦げた豆などが発生します。そこで焙煎後に発生したこれらの欠点豆を再び3度のハンドピックにより一つ一つ取り除いていきます。この大切な最終工程を経ることで味が整い、よりコーヒーの純度が高まるのです。

5.品出し前のカップテスト
  香り、甘さ、後味を厳しくチェック

焙煎後の仕上がりを確認するため、最後にカップテスト(香味検査)を行います。香り、甘さ、後味などを一つ一つ入念にチェックし、また煎り止めがズレていないか? いつもの味が再現できているのか等も厳しく吟味していきます。このような確認を経て合格したものだけを店頭に並べます。

6. 一杯ずつ丁寧に抽出
  お客様の喜ぶ顔を思い浮かべて

厳しいチェックを経た挽き立ての豆を使い、お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら、真心を込めて一杯一杯、丁寧に抽出いたします。
豆が新鮮なため、お湯を注ぐと粉がおまんじゅうのように膨らみます。三立て(煎り立て、挽き立て、淹れ立て)の風味豊かなコーヒーの奥行きをぜひ感じとってください。

7. 至高の一杯の出来上がり
  赤富士でやすらぎのひとときを

厳選して豆を仕入れ、手作業で丁寧に仕上げたコーヒーは、その豆が持つ本来の味が発揮され、すっきりして香り高く、何より身体にも良いものなのです。だから赤富士のコーヒーは雑味が無く、コーヒーが苦手な方が美味しいと言ってくださるのです。ぜひ〝本物〟の風味をお楽しみくださいませ。

美味しさの秘訣は〝赤富士基準〟

赤富士珈琲の美味しさの秘訣は自家焙煎珈琲の名店として名高いカフェ・バッハから受け継いだ三つの条件ー①丁寧なハンドピック(豆の選別)②新鮮な珈琲豆③精確な焙煎ー。しかし、そこにとどまらないところに赤富士珈琲の独自性があります。まず、徹底的に原料(珈琲豆)にこだわること。それは国際珈琲鑑定士の資格で培った技術や知識を存分に生かすのはもちろんのこと、農薬やポストハーベストの有無、豆の育成方法や品種、生産者の哲学、環境などをも慎重に考慮します。これら厳しい〝赤富士基準〟をクリアした無農薬・無化学肥料の豆を中心に厳選した豆だけが店頭に並びます。
また「精確な焙煎」も赤富士珈琲の特徴。焙煎士が前に出て主張するのではなく、焙煎士はあくまで裏方。主役である豆をいかに引き立てることができるか。持てる技すべてを豆が持つ本来の力を最大限に引き出すことに注力するのが、焙煎士・清の流儀。

そのため、日々口にする食材を吟味し、心身ともに健康を意識し、生活バランスを整える。常に舌を鈍らせず、研ぎ澄ませておくことで、それぞれの豆の精確な焙煎ポイントを見極めることできるのです。
そのような〝赤富士基準〟を満たした珈琲豆を使用して、焙煎士が真心を込めて一杯一杯、丁寧に抽出したコーヒーは、「安全・安心かつ美味しいコーヒーを求めている方」「オーガニックコーヒーやポストハーベストフリーのコーヒーを求めている方」「胃腸が弱くて気持ち悪くならないコーヒーを求めている方」「美味しいカフェインレスコーヒーを探している方」「重度のアレルギーや難疾患、化学物質過敏症の方」など、今までなかなか求めるコーヒーに出会うことができなかった方々から好評を博し、その評判は日本全国にとどまらず、海外にまで響いています。